おふとんの洗濯/ダニよけ成分についてアリエールさんに聞いてみた
低さと手軽さが勝利の
敷布団派
今日は雲ひとつない快晴。大物の寝具を洗うタイミングを逃すと大変なので、急いで敷布団やシーツをバッサバッサとはぎ取る。
我が家の寝具は、洗える敷布団・スプリングなしのマットレス・すのこのミルフィーユ。茶トラのオムくんが子猫だった時にベッドでおしっこをしまくるという事件があってから、我が家の寝具は「洗える」「買い換えても痛くない価格」であることがマストになりました。
そして、胴長短足倶楽部(ミニチュア・ダックスフンド)のウーノちゃんのことを考え、ローベッドよりもさらに低い敷布団を採用しています。
ウーノちゃんはヘルニアに要注意なダックスであるだけでなく、盲目犬であり、シニア犬でもあります。犬と一緒に眠ることを生き甲斐としている私にとって、ウーノちゃんに安全な寝具を選ぶことは必須事項なのです。
洗える敷布団は、本当はコインランドリーで洗う方がよいのかもしれませんが、使っているうちにペッタンコになったので自宅の洗濯機で洗えるようになりました。いいんだか悪いんだかですが、もはや「ちょっと分厚い敷きパッド」のような扱いになっております。
ダニの粉雪
このペッタンコの敷布団ですが、頻繁に掃除機をかけたり洗ったりしないと白い粉が出ることに気が付きました。この白い粉はダニの死骸である可能性が高く、アレルギーの原因になったり、この死骸が生きているダニのごはんになったりする恐れがあるとのこと。
幸い、今まで私やオット、毛玉たちにダニによる被害はないのですが、目に見えなくてもダニと寄り添って眠っているのは気持ちがよいものではありません。
完全にダニをゼロにすることは不可能だそうですが、極力ダニを減らして増やさないようにすることは、健康と精神の衛生のために大切です。
気持ちのよいおふとんでグッスリ眠ることほど健康によい事はないと、ロングスリーパーでぐうたらな私は思うのです。
そこで、以前から気になっていた「アリエール ダニよけプラス」の洗剤を試してみることに。
アリエール ダニよけプラス
アリエールの液体洗剤を買ったのは初めて。
アリエナイ?アリエールデショ!
思わずつぶやく。
成分表もチェック。
- 界面活性剤 27%
①ポリオキシエチレンアルキルエーテル
メーテル?美少女戦士が唱える技名みたい。洗浄力もあり手肌に優しい界面活性剤。石鹸より手肌に優しいという意見も目にしました。
②直鎖アルキルペンゼンスルホン酸塩
アルキメデス?名前むつかしい。もはや必殺技名。刺激強め・洗浄力強めな界面活性剤。
③純せっけん分(脂肪酸塩)
- 安定化剤
液体洗剤が凍結・分離・固まるなどを防ぐ成分
- ダニよけ成分
この製品の特徴的成分 - アルカリ剤
洗濯液をアルカリ性に保って洗浄力を保つ成分 - 分散剤
汚れの再付着を防ぐ成分 - 水軟化剤
水中のカルシウムやマグネシウムを取り込み水の硬度を下げ、洗浄力低下を防ぐ成分 - 蛍光増白剤
紫外線が当たると青紫色を発光する染料。(いつも思うけど、この成分要るかなぁ) - 酵素
繊維の奥の脂汚れやタンパク汚れを分解する成分
「ダニよけ成分」って
なんだ?
何の気なしに買ってしまったけれど、この「ダニよけ成分」ってなんだ?疑問が浮上。
ホームページを見てみると、
さまざまな日用品や、ジャスミンなどのアロマ精油にも含まれるダニが嫌がるとされている「ダニよけ成分*」を日本のアリエール洗濯用洗剤に初めて配合。
アリエール公式サイトより引用
*日本のアリエール洗濯用洗剤史上初
アロマ精油にも含まれる成分とな?
猫との暮らしに大丈夫な成分なのか?
猫にとって植物由来の精油成分は中毒を起こす恐れがあるもので、精油成分と聞くとちょっと心配。
P&Gにチャットで
問い合わせてみる
近年のネットには真偽が不明な情報に溢れている。ネット検索しても不安が募るだけなので、こうなったら直接聞いてみよう。教えてP&Gさん!お世話になります!
P&Gさんにメールでお問い合わせした後、チャットのお問い合わせ機能があることに気づく。
重複してしまうけれど、チャットにも同じことを再度投げかけてみる。めんどくさい感じになってごめんなすって。
ダニよけ成分への回答
え、やさしい…!
血肉が通う言葉をかけていただき、ほっこり。
残念ながら、ダニよけ成分の具体的な名前は社外秘とのこと。これは仕方がないですね。
私としては成分名はどうでもよくって、ただ猫に無害か知りたいだけなのです。
人も動物も体質は千差万別。やっぱり「絶対大丈夫です!」とは言い切れないですよね。
どちらにしろ洗剤でダニは死なないので、湿気をこもらせないようにしたり、掃除機で吸ったり、布団乾燥機で根本からダニ退治したりするなど、洗剤よりもこまめなメンテナンスの方が大切ですね。
「自分が気持ちよく
使えるかどうか」が大切
ペットちゃんに関する物は、飼い主さんが心晴れやかに使えない場合は、使わない方がよさそう。
私はとりあえず買ってしまったし、P&Gさんのチャット対応が神で好感を覚えたので、寝具系に使ってみようかと思います。
飼い主さんにとって、ペットとの暮らしは選択の連続。
フードでも病気の治療でも、これでいいのだろうか…と悩む場面は本当に多いものです。
フードにしても、添加物たっぷりなフードでも元気で長寿な子もいますし、なんでもない食材や成分に敏感な子もいます。本当に千差万別。
この日記も含め、ネットにある情報は「その人の意見」なので、それが絶対正解とは限りません。
簡単に検索できる時代。簡単に自己主張できる時代。何かとカタカナの成分に敏感な時代になったように感じます。
不安なまま使うよりも、使う人、ペットの場合は飼い主さんが、心晴れやかに気持ちよく使えるものを選ぶことが大切かと思います。